Rust製SSGのZolaでビルドスピード 2022年1月度
v15.2になってビルドの速さが気になったので、ダミー記事(100ページから1000ページ)で自作テーマから、Rust製SSGのZolaでビルドスピードを確認してみるテスト。2022年1月度
個人的なメモ書き。
結果として
前回のビルドテスト(v11.0)から、大幅にスピードアップしていました。
2000記事分では、およそ5.5秒。
前回の記事:Rust製SSGのZolaでビルドスピード 2020年7月度
Zolaのテスト環境
- Zolaのバージョン: 0.15.2
- ダミー記事の文字数: 80文字程度(bash生成)
- ページ数:100-1000ページ
- 使用テーマ:自作テーマ
- パソコン: NEC VersaPro VK25LC-M(VC-M) SSD換装済み,Core i3-4100M,メモリ8GB
- OS: linuxMint 20.2
外部リンク:toml形式のダミー記事を生成する自作シェルスクリプト
Zolaのビルドスピードをチェック
ビルドの速さを調べるために、3回くらいビルドチェックをしたので、同数ページのビルドで生成時間に大きな変化は無い。
- 1000ページ:およそ2.3秒
- 800ページ:およそ1.6秒
- 500ページ:およそ0.75秒
- 400ページ:およそ0.54秒
- 300ページ:およそ0.39秒
- 200ページ:およそ0.25秒
- 100ページ:およそ0.16秒
ビルドのスピードについて
同じダミー記事でも、テーマによってビルドスピードは違っていました。
補足
1000ページ規模だと、Hugoと同じくらいのビルドスピード。
2000ページ規模だと、およそ5.5秒だったので、Hugo(約2秒)よりも少し遅いが許容できる範囲。
まとめ
静的サイトジェネレーターは、それぞれに特徴があります。
圧倒的に日本語情報が多いのはHugoです。
個人的に使いやすいZolaはビルドスピードも早くなったので、また少し使いやすくなりました。